さんまの季節♪
- 2018.10.07
- 🌼日常
こんにちは、スタッフの佐藤です。
もう秋ですね☆
秋といえば・・・やっぱり「さんま」♪
落語の噺で有名な「目黒のさんま」でもあるように、昔から庶民の魚として親しまれてきました。
今でも東京目黒では毎年秋になると「目黒のさんま祭り」が行われています。
なぜ海のない東京目黒で「さんま」なのか・・・落語の噺から簡単に↓
旅の途中、腹を空かした殿様が「目黒」を通るとなんだかいい匂いが。
殿様「このいい匂いはなんじゃ」
家来「これはさんまという庶民の魚を焼いている匂いで、お殿様が召し上げるようなものではありません」
腹を空かしていた殿様は「構わん、食すぞ」と。
この時食べた「さんま」がとても美味しく、たいそう気に入ったご様子の殿様。
お城に帰った殿様、あの時の「さんま」を忘れられず家来に頼んだ。
家来は急いで日本橋魚河岸から新鮮な「さんま」を買ってきた。
脂のたっぷり乗った「さんま」、焼くと脂が多く出てくる。
これはお殿様の身体によろしくないと脂をすっかり抜いてしまった。
さらに骨がのどに刺さるといけないと、細かい骨まで全部抜く。
ボロボロになった「さんま」を上等なお椀に乗せてお殿様へ。
そんな状態のまずい「さんま」を食べた殿様「このさんまはどこの物であるか」
家来「はい、日本橋魚河岸で新鮮なものを用意しました」
これに殿様は「それではいけない。やっぱりさんまは目黒に限る。」
お殿様は得意げに「さんまは目黒に限る」と言ったのでしょうね。
海もない土地なのに・・・お殿様は知らなかったのでしょう。
お殿様も舌鼓を打った「さんま」。
家来の余計なお節介により台無しになってしまった「さんま」。
今も昔も変わらず、シンプルにそのまま焼いて食べるのがおいしいですよね!
みなさんは今年の「さんま」、もう食べましたか?
☆さんまの焼く時にひと手間加えるだけでさらにおいしく食べる方法☆
さんまも魚です。細かいウロコがあるので、包丁の先で全体を軽く擦ってください。
表面のぬめりや汚れを落とすために、軽く全体に塩を振り水で洗ってください。
→意外と汚れがついてます
よく水けをふき取り、「水で薄めたみりん」を表面に塗ってください。
→綺麗な焼き目が付きます。
塩は全体にしっかり振りましょう。
→身が締まって形が崩れにくく、うまみの溶け出しも防ぐ効果もあります。
ガスコンロやグリルで焼く場合は、事前にグリル内をよく温めてから魚を焼くようにしましょう。
→中までキレイに火を通すためです。
これでばっちり、美味しい焼きさんまが出来ます♪
今年は漁獲量も多く、安く手に入ります。旬のものを頂くというのはやっぱりいいもの♪何より美味しい!
♪美味しいだけじゃない!「さんま」には体にいい栄養成分がたっぷりです♪
DHA、EPAには頭を良くしたり、血液をさらさらにして血液の流れを良くして代謝を助け、
内脂肪を減らす効果もあるとされているためダイエットにも効果的☆
さらにはビタミン・鉄分・カルシウムなど美容にも効果があります☆
今年の秋は、旬のさんまをたっくさん召し上がってくださいね☆
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